シーズーの原産国は、チベットと中国の説があります。
低い鼻・丸い目・頭や全身を覆う長い毛は、
ライオンによく似た中国の空想上の動物・獅子を思わせ、
獅子狗(シー・ズー・ゴウ)と呼ばれていました。
シーズーの誕生は、17世紀の初めにチベットから、中国の宮廷に貢ぎ物として献上された
小型犬のラサ・アプソと、ペキニーズという犬種の交配説が強いですが、
シーズーの歴史は謎が多くまだはっきりと解明されていません。
シーズーは、空想上の動物・獅子を現実化した化身と崇拝され、
宮廷では“神の使い”として神聖視されました。
犬の中でも高い地位を得て、宮廷の愛玩犬として愛情を受け、
革命前までは庶民が飼うことは禁止されていました。
1930年代に初めてイギリスに渡ったシーズーは、
当初は見た目がよく似たラサ・アプソと同種として扱われていました。
1934年にようやくシーズーとラサ・アプソは別の犬種と認められ、
中国での呼び名がそのまま採用されシーズーと名付けられました。
1935年、イギリスにシーズークラブが設立され、イギリス皇室からも愛情を受けました。
その後、北欧・ヨーロッパ・オーストラリアへ渡り、
第二次大戦中アメリカ軍の兵士によってアメリカへ渡ったと言われています。
日本にシーズーが初めて来た時期ははっきりしていませんが、
1964年岡山で飼われていた5頭のシーズーがJKCに登録されています。
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